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あれから工事は進み
今は中の断熱工事をやっています
ここの新築はセルロースも使います(‘ω’)ノ
セルロースは新聞紙を細かく砕いたものを壁の中に入れる断熱材です
このセルロースという断熱材は高い安全性・調質性能を持っています
安全性は食塩の6倍安全で、新聞紙の中にはホウ酸が入っており防虫効果もあります。
他の化学薬品と比べると半永久的に残り、人体への被害はありません
また調質性は高く空気に比べて重量比で10~20倍
体積比で500倍~1000倍の水蒸気を含むことができ内部結露※1対策としてはとても効果的です
ということで
壁の中の湿度と家の寿命の関係を考えるとセルロースがとても良いので
セルロースを多めに壁の中に入れました(*’ω’*)
この布の中に山盛りのたくさんのセルロースが入っています
専用の機械で吹いた後入り口にこれでもかと手でセルロースを入れます
その後入り口を白い強力なテープでふさぎます。
壁の中は一度建てたらわからなくなります
そのため責任をもって自分たちで施工をし、
施主様にもこのブログや余裕がありましたら現場を拝見していただいております
ここまで読んでくださりありがとうございました
担 当 香田
※1
内部結露とは窓やコップに周りとの温度差によって結露が発生する現象と同じことが住宅の目に見えないところで起き、木を腐らせてしまいます。
日本と外国の建築物の寿命を比べた時に著しく短いのはこれが原因と言われています