今日はZEHの日吉津村現場にて話したいと思います
今日のお話は制震ダンパーについてです
このダンパーは、一階の2階が乗る部分に設置していきます
普通のダンパーは広い間隔(約1mに斜めのように)で筋交いと同じように設置していきます
もちろん、大きい分性能は高いのですがそれを断熱材が入るかべに入れるのは難しくです
そこで私たちの使う制震システムは間隔は半分でしかも
壁の上にほんの少しだけとりつけるダンパーを使うことにしました(*’ω’*)
この前自分も初めて実物を見ました
いざ開封!
段ボールの中にはぎっしりと入っています
そして本体が!!
黄色い!そしてちっちゃい!!
これが地震の衝撃を吸収してくれます
地震に対して普通は筋交いで耐震をします
耐震は力に対して固く動かず耐えるイメージです
そしてこの制震システムは揺れを真っ正面からがっちりと受けとめて耐えるのではなく
揺れの動きに対して受け止め、
その動きをその方向にゆらりゆらりと受け流すイメージです
このダンパーは大きな地震に対して実績もあり
震度7が想定される大地震が来ても
震度2のちっちゃな震度にまで変えてくれます( ゚Д゚)スゴイ
さあ設置していきます
自分このとき手伝って設置をします
設置方法がむずかしそうだな……とおもいました
いくら性能が良くても施工方法が難しいと間違えが生じます
そして間違えると100%の力を発揮してくれません((+_+))
しかしこのダンパー設置する場所さえ守れば
あとはビスだけの施工なのでできそうでした
(後から初心者の自分にもできました!(*’▽’))
場所がとても大事なのでしっかりと確認をして
説明を受けていきます
まずは断熱材を裏側に入れて家の断熱をしっかりとしていきます
そのあとに
力に対しての方向と場所、
しっかりと固定できるようにダンパーの上は大きい横架材(二階の床となる大きい横に伸びている木)に固定
たては柱に固定します
設置方向が決まったら専用のビスで取り付けていきます
しっかりと横架材にもそして
柱にも入れていきます!!
これでダンパーの設置は完了です(‘ω’)ノ
この制震は車の技術を応用して作られたもので
何万キロと走る車に常にでこぼこした道の振動がきます
でも走行中は振動は気になりませんよね
そこに目を付けたのがこのダンパーだそうです
さて、設置をして終わりではありません
まだ壁には斜めについているダンパーと柱の間には空洞があるので
もちろん高性能断熱材を入れていきます!
断熱性能については下がるどころか上がりました(^◇^)
これで地震に対しても安心で、断熱もしっかりとしたので住みやすい家になりました(‘ω’)b
ここまで読んで下さりありがとうございました。
担 当 香田
私たちは丈夫で快適な高性能住宅で、末永く安心して暮らしていただくために、日々素材を吟味し、断熱・気密・耐震など住宅性能の向上に取り組んでいます。わからない、不安なことがあれば、調べてお返事いたします。問い合わせは右上にございます。