高耐震住宅 耐震等級について考えよう!等級はご自身で選びましょう
地震の多い近年。工務店に勤務して本当に住宅の耐震性のが重要だと感じています。日々お伝えしたい!
住宅の性能がいかに大切か!見えなくなってしまう構造部分ですがしっかり知識を持って家づくりをスタートしていただきたいです。住まいづくりは見えないところもとても重要です。
こんにちは。エムアールホームです(*´ω`*)
先日、また地震がありましたね。
鳥取県・島根県は地震が少ない方ですが
本当に自然災害はいつどこで起こるかわからないのです。
予測できるものなら対策しますが、いつどこで起こるかわからない中で
家づくりを進められていくご家族様には
いま私たちができる、最善のご提案をさせていただき
いつ起こるかわからない自然災害がある中でも
安心して過ごして頂けるよう、住まいのご提案をさせていただきたいです。
今回は住まいの『耐震』に目を向けていこうと思います!
どうぞ、橋根が調べました結果をここで発表させてください。
参観日で作文発表している我が子を見守るくらいあたたかい目で
読み進んでいただけましたら・・・嬉しいです(*´ω`*)
『耐震等級3』は当たり前な時代
ここ近年、大きさはさまざまですが地震が起きる回数が増えてきているのを実感します。
そんな時代に、耐震等級2や耐震等級3相当・・・など
曖昧な説明や案内、宣伝など見かけておられませんか?
『耐震等級2でも大丈夫です』と未だに言っている工務店さんもおられるのが事実です。
私たちエムアールホームでは、標準仕様で耐震等級3
さらに安心して暮らし続けていくために『制震ダンパー』もご提案させて頂いているくらい
耐震等級は重要だと考えています。
『耐震等級3』ってどのくらい強いの?
では実際、耐震等級3ってどれくらい強いの?
『等級2や等級1はどうなの?』と思われる方もおられるかと思います。
橋根、調べてみました!
耐震等級は1~3の3段階に分けられています。
2000年に施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」で、施主様に判りやすい耐震性の判断基準です。
●耐震等級1
100年に一度程度発生する規模の地震による力(震度6~7相当)に対して、倒壊・崩壊しない
数十年に一度程度発生する規模の地震による力(震度5強相当)に対して、損傷を生じない程度を基準
注意すべき点は耐震等級1は「倒壊はしないが、一定の損傷を受けることはあるかもよ~」という感じです。
地震が起こった後に補修が必要になったり、大きな損傷があった場合には建て替えが必要になることも考えられる。という事です。
最悪の場合、住宅が倒壊すれば人命にかかわる問題につながる事もあります。
●耐震等級2
『等級2』は等級1の1.25倍の強さです。
災害時の避難先として指定されている場所、学校や病院は耐震等級2以上が保証されています。
ちなみに社長は鳥取県西部地震の際、現場で耐震等級2の住まいを建設中に地震が起き
「めちゃくちゃ揺れた。」と言っていました。
●耐震等級3
『等級3』は等級1の1.5倍の強さです。
災害時に支援や復興拠点とされている場所、警察署や消防署などが耐震等級3で設計されていると言われています。
結果的に・・・どうなの?
数字が得意な方は1.25倍や1.5倍と聞いて
等級が上がる事に『強い家』『耐震性能の高い家』と判断ができるのかもしれませんが
橋根のように、数字の弱い・・・苦手・・・と言う方に
私が5年間で学んだ事もお伝えいたします。
結論から言いますと、耐震等級3を標準仕様としている私たちは
やっぱり『耐震等級3』がおすすめです。
まず、考えて頂きたいのは『誰のために家づくりを考え始めましたか?』という点です。
ご結婚をされたから、お子さんが産まれた・お子さんが大きくなったから、アパートでは手狭になったから・・・
全て、大切なご家族・お子さんのためではないでしょうか?
そうなると消防署や警察署と同じくらいの耐震性能を持つ『耐震等級3』が安心ではないでしょうか?
耐震等級1は最低限、ギリギリのラインという事です。
100年に一度と言われている震度6~7の大きな地震も、ここ近年
100年に一度のスパンではなくなっているのは事実です。
1回目の大きい地震が来ました。耐震等級1や2はその時は大丈夫でした。
(耐震等級1だったら、もしかしたら修理が必要になってくるくらいの破損になるかもしれません。)
でも、2回目や余震が続いたら?
また、数か月後、数年後に地震が来たら・・・
1回目の地震でダメージを負った家です。2回目は耐えられないかもしれません。
ご家族が寝静まった時やお子さんがお留守番している時に地震が来たら・・・
せっかく、大切なご家族のためにと考え、完成した住まいで大切なご家族を守れなかったら・・・
そんな不安を抱いてしまうようであれば
耐震等級1や2ではなく『耐震等級3』で家づくりをしてもらいましょう!
耐震等級は工務店が決まるのではなく、皆さんご家族が決めましょう!!
『等級2でも大丈夫!』と言われても、等級3があります!
『等級3相当!』と言われたら、本当なのか実際に計算して頂きましょう!
どうしたら少しでも耐震性能の高い家にできるのか相談しましょう!
余談ですが、耐震等級〇に相当する耐震性はあるが、正式な認定を受けていないものを指します。
認定には、第三者機関「登録住宅性能評価機関」による住宅性能の評価が必要です。
評価を受け認定された場合は、等級を証明する「住宅性能評価書」を取得できます。
エムアールホームは第三者機関に住宅性能評価をしていただき『住宅性能評価書』を取得しています。
今回は『耐震』のお話をさせて頂きました。
文字ばかりで橋根ぽくない記事になりましたが
後悔のないように住まいづくりをしていただきたいと思っています。
次回はどんな内容を記事にしようかな~(*´ω`*)
最後まで読んでくださいり、ありがとうございました。