02.住まいの断熱

02.住まいの断熱

住まいの良し悪しは「断熱性能」にあります。断熱は例えると冬の寝床の毛布、夏だとクーラーボックスの働きをします。高断熱住宅は冬の寒い冷気や夏の暑い熱気の進入を防ぎ、身体への負担も少なくしヒートショックを未然に防ぎます。

断熱性能とは

どの家がどのくらい性能が良いのか、どのように比較していいのか、よく分からないという方も多いようです。完成見学会など通じて多くのお客様にお伝えしていますが、多くの方が「どう比較すれば良いのかわからなかった」とおっしゃっています。性能の良い家を判断するためにどんな基準で、どのように比較すればよいのでしょう?

UA値って?

一定時間にどれくらいのエネルギーが住宅から逃げていくのか表す数値の事です。
UA値が低いほど「熱が逃げにくい」つまり「断熱性能が高い」家となります。

熱が逃げやすい住宅
熱が逃げにくい住宅

断熱材で違う住まいの性能

断熱材
部位
多め
UA値 0.34
普通
UA値 0.51
少なめ
UA値 0.62
屋根・天井 グラスウール二重敷き
(210㎜)
発泡ウレタン
(110㎜)
グラスウール
(155㎜)
外壁 外断熱
セルロースファイバー
発泡ウレタン
(80㎜)
グラスウール
(105㎜)
床・基礎 基礎断熱外側+内側 基礎断熱内側 床下断熱
サッシ 樹脂サッシ
トリプルガラス(3重)
複合サッシ
ペアガラス
複合サッシ
ペアガラス

UA値が異なる住宅の室内温度の変化

UA値の比較

断熱性能が高い家は「熱が逃げにくい」だけでなく「外気温の影響も受けにくい」特徴があります。室内の快適な温度をキープすることで家全体が温度のバリアフリーとなります。一台のエアコンで家全体をコントロールすることで冷暖房費もお得に暮せることも魅力のひとつです。

断熱材別の性能表

性能
種類
防火性 防蟻性 断熱性 コスト 施工性 防音性 耐久性 気密性
グラスウール
現場発泡系
硬質ウレタン
セルロースファイバー
ロックウール

温度と血圧の変化

暖かいお風呂やリビングなどから寒い脱衣所やトイレに行くときなどは急な温度差によって血圧が急上昇、急降下して体の負担が増します。
それによって脳梗塞や心筋梗塞などに繋がります。
近年のデータによると、こうしたヒートショックの死亡者数が交通事故死亡者数に比べて約5倍になります。
冬だけでなく夏の冷房の効いた場所から暑い玄関や脱衣室などの温度差も体の負担は掛かり続けています。
こういった空間をなるべくなくすには住まいの断熱性能を高めることが重要になります。